「我々はIntelと広範囲なクロスライセンス契約を結んでおり、その中にはQPIも含まれていると理解している」(ピーターソン氏)との通り、QPIのライセンスに関しては問題ないというのがNVIDIAの立場だ。ライセンスの問題は無いのに、QPI用のチップセットは製造しないそうだ。やはり、ノースブリッジがCPUに取り込まれることにより、チップセットビジネスが商売として成り立たなくなるということらしい。
しかし、NVIDIAは2009年以降もチップセットビジネスを続けていくようだ。
笠原さんは、
例えば、x86プロセッサのコアをどこからか買ってきてCPU統合型のGPU向けチップセットなんてアイデアはどうだろうか。考えてみれば、最近のアプリケーションで性能が問題になっているのは、エンコードだったり、写真の処理だったり、いずれも並列型のベクタープロセッサ(つまりはGPU)向けの処理ばかりだ。だから、CPUなんてOSの起動や、インターネット関連のアプリケーション(ブラウザ)の起動さえできれば良いと割り切り、メインメモリは従来のマザーボードで言えばCPUの位置にあるGPUに接続され、ビデオメモリの一部をメインメモリとして利用するというストーリーだ(つまりCPUとGPUの主客逆転)。なんて予想をしているが、
NVIDIA、MID向けの新しいSoC「Tegra」を発表
あたりの話も絡んでくるんだろうか。
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