フォトレポート:スパコン「Cray X1E」や「IBM Blue Gene」--米オークリッジ国立研を訪問
ち、千葉ポートタワー?(かなり違う)
2008年7月30日水曜日
2008年7月28日月曜日
POWER7ネタ
More Power7 Details Emerge, Thanks to Blue Waters Super
POWER6+
- 2コア/ダイ
- 2ダイ/ソケット
- 32MB L3キャッシュをMCM上に積む
- 周波数6GHz ?
POWER7
- 4コア/ダイ (8コアはPOWER7+で実現?)
- 2ダイ/ソケット
- L3キャッシュをチップに統合
- 周波数3-4GHz (ただし、より高速な版も提供されるはず)
という予想。
Can Big Blue Make Power7 Green?
周波数3-4GHzというのは消費電力を抑えるため (POWER6を使ったシステムはBG/PやCellに比べ、電力あたりの性能が低い)。TDPが100Wととしても、Blue Waters ではCPUだけで4MW消費してしまう。できればTDP 50Wくらいまで下げたいところ。浮動小数点数演算のアクセラレーション機能を使うだろう。AltiVecの拡張かな? Cell SPE もありうる? といった話。
POWER6+
- 2コア/ダイ
- 2ダイ/ソケット
- 32MB L3キャッシュをMCM上に積む
- 周波数6GHz ?
POWER7
- 4コア/ダイ (8コアはPOWER7+で実現?)
- 2ダイ/ソケット
- L3キャッシュをチップに統合
- 周波数3-4GHz (ただし、より高速な版も提供されるはず)
という予想。
Can Big Blue Make Power7 Green?
周波数3-4GHzというのは消費電力を抑えるため (POWER6を使ったシステムはBG/PやCellに比べ、電力あたりの性能が低い)。TDPが100Wととしても、Blue Waters ではCPUだけで4MW消費してしまう。できればTDP 50Wくらいまで下げたいところ。浮動小数点数演算のアクセラレーション機能を使うだろう。AltiVecの拡張かな? Cell SPE もありうる? といった話。
2008年7月16日水曜日
POWER7は4GHzで8コア×4スレッドか
IBM's eight-core Power7 chip to clock in at 4.0GHz
ひたすら高クロック化を目指したPOWER6から、コア数を増やしているとは言え、周波数が下がっていることは興味深い。とは言っても、SPARCやItaniumに比べると十分に高い。クロック周波数だけで性能が決まるわけではないとは言え、かなりのアドバンテージとなるのは間違いない。
4GHzでコアあたり32GFLOPSということで、POWER6からコアあたりの浮動小数点演算器数を倍増させている模様。IntelのAVXと同様のアプローチだろうか。コアあたりのスレッド数を増やしてきているのは、やはりSunへの対抗だろう。最大消費電力250Wとも言われるRockの明日はどっちだ。
後半はNCSAの Blue Waters について。2011年に10PFLOPSということで京速ピンチ? メモリバンド幅が5PB/sなどとさらっと書いてあるが、チップあたりにすると128GB/s。SX-9が256GB/sということなので、ほぼベクトルプロセッサ並。いったいどんなI/Oを使うのだろうか。
...
POWER7
- 45nm
- 4.0GHz
- 8コア
- 4スレッド/コア
- 256GFLOPS (32GFLOPS/コア)
pシリーズ後継サーバ
- サイズ: 2U
- CPU: Dual Chip Module x 4 (64コア)
- ピーク性能: 2TFLOPS
- メモリ: 128GB
HPCタイプ
- 上記2Uサーバを16台結合 (1ラック?)
- プロセサ数: 64
- コア数: 1024コア
- ピーク性能: 32TFLOPS
- メモリ: 2TB
...
Blue Waters
- プロセサ数: 38,900
- コア数: 311,200
- ピーク性能: 10PFLOPS
- メモリ: 620TB
- メモリバンド幅: 5PB/s
- インターコネクト: 1.30PB/s
- ストレージ: 26PB
- ラック: 100以上
- 面積: 4,400平方ft (410平方m)
ひたすら高クロック化を目指したPOWER6から、コア数を増やしているとは言え、周波数が下がっていることは興味深い。とは言っても、SPARCやItaniumに比べると十分に高い。クロック周波数だけで性能が決まるわけではないとは言え、かなりのアドバンテージとなるのは間違いない。
4GHzでコアあたり32GFLOPSということで、POWER6からコアあたりの浮動小数点演算器数を倍増させている模様。IntelのAVXと同様のアプローチだろうか。コアあたりのスレッド数を増やしてきているのは、やはりSunへの対抗だろう。最大消費電力250Wとも言われるRockの明日はどっちだ。
後半はNCSAの Blue Waters について。2011年に10PFLOPSということで京速ピンチ? メモリバンド幅が5PB/sなどとさらっと書いてあるが、チップあたりにすると128GB/s。SX-9が256GB/sということなので、ほぼベクトルプロセッサ並。いったいどんなI/Oを使うのだろうか。
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POWER7
- 45nm
- 4.0GHz
- 8コア
- 4スレッド/コア
- 256GFLOPS (32GFLOPS/コア)
pシリーズ後継サーバ
- サイズ: 2U
- CPU: Dual Chip Module x 4 (64コア)
- ピーク性能: 2TFLOPS
- メモリ: 128GB
HPCタイプ
- 上記2Uサーバを16台結合 (1ラック?)
- プロセサ数: 64
- コア数: 1024コア
- ピーク性能: 32TFLOPS
- メモリ: 2TB
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Blue Waters
- プロセサ数: 38,900
- コア数: 311,200
- ピーク性能: 10PFLOPS
- メモリ: 620TB
- メモリバンド幅: 5PB/s
- インターコネクト: 1.30PB/s
- ストレージ: 26PB
- ラック: 100以上
- 面積: 4,400平方ft (410平方m)
2008年7月14日月曜日
そこには水たまりしかなかった
ブルーオーシャン症候群
困難な時期にさしかかると、「より競争の少ない領域」が魅力的に感じてしまい、競争を避けてそちらに逃げ込んでしまうと。仮にブルー・オーシャンの創造に成功すれば良いのですが、手こずっている間にライバル企業がコア事業に専念していたとすると、既存の事業で失速・さらに新規事業でも十分な利益を得られないという結果になってしまう
確かに「青い海」と「赤い海」であれば、青い海を目指したくなるのが人間というもの。しかしこの比喩はちょっと語弊があって、「赤い海」と「まだ酸素濃度が薄い古代の陸上」のどっちを目指す?というぐらいにしておいた方が良いのかもしれません。
だから陸を目指すなとは言いませんが、その変化と進出にはそれなりの時間と体力がかかり、一方で「赤い海」での競争を免れるわけではないことを理解しておかなければならないと思います。願わくは上陸した先が大陸であらんことを。
2008年7月3日木曜日
IBMがPSIを買収
IBM rids world of mainframe up-start PSI, inherits Itanium server biz
訴訟を終わらせるために買収した模様。
POWERでメインフレームをエミュレート、なんてことはありやなしや。
訴訟を終わらせるために買収した模様。
POWERでメインフレームをエミュレート、なんてことはありやなしや。
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