MicrosoftとNokiaが提携,モバイル版OfficeをSymbian携帯電話に
Nokiaは6月のIntelに続き、かつてのライバルと手を組むことになる。
米Gartnerの調査によれば,2009年第1四半期のスマートフォン市場におけるNokiaのシェアは41.2%でトップ。ただしiPhoneやBlackBerryの影響などで,前年同期の45.1%に比べて減少しており,テコ入れを迫られていた。
とあるように、かつて絶対的強さを誇ったNokiaの姿はそこには無いようだ。
Microsoftにしても、スマートフォンではiPhoneやBlackBerryの後塵を拝しており、渡りに船といった状況だろうか。Windows MobileとSynbian OSの関係がどうなるのかといった点でも、今後が注目される提携である。
なお、以下の記事によれば、成果が出てくるのは少し先の話のようだ。
マイクロソフトとノキア、携帯電話への「Office」搭載で提携--RIM追撃を狙う
しかし、今回の提携が成果をもたらすには、しばらく時間が必要になる。両社が2010年において公約しているのは、「Communicator」インスタントメッセージングプログラムをSymbianに搭載させることのみだ。
MicrosoftのTakeshi Numoto氏は「最初の成果物が出てくるのは2010年となる」とインタビューで述べた。「それ以上のことは検討中」(Numoto氏)
このことをふまえた場合、携帯版「Excel」「PowerPoint」「Word」「OneNote」がSymbian携帯に初めて搭載されるには2011年までかかり、またその場合も単にEシリーズから導入を始めると考えるのが妥当のようだ。
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