Rainbow Falls
16コアを搭載するだけあって、コアとL2$間のクロスバーがとんでもないことになっている。
アーキテクチャよりの発表だったようで、残念ながらダイ写真はもちろん、詳細レイアウト済みのCAD画面もなく、概略フロアプランの図のみが公開されたようだ。
ひょっとすると、開発はあまり順調でないのかもしれない。Oracleによる買収の影響を受けている可能性もある。
また、Rainbow Fallsに載る予定の、セキュリティアクセラレータに関する発表の講演資料も。
Hotchips: Sun's 3rd generation on-chip UltraSPARC security acclerator
こちらは、EE Times の記事。
Sun, IBM push multicore boundaries
Sun Microsystems claimed a new watermark for server CPUs, unveiling Rainbow Falls, a 16-core, 128-thread processor at the Hot Chips conference Tuesday (August 25).Rainbow Fallsは16コア×16スレッドではなく、16コア×8スレッド(128スレッド)のようだ。上記のセキュリティアクセラレータの資料にも "8 strands per core on UltraSPARC RF" という記述がある。
Sun's Rainbow Falls will require about 30 percent more power than the previous generation called T2+ which integrated eight cores. However, the new chip?built in a 40nm TSMC process--is about the same size as the T2+.TSMCの40nmプロセスを使用し、T2+とほぼ同サイズで消費電力はT2+比で30%増とのこと。
['09.10.05 追記]
安藤さん。
Hot Chips 21 - Sunの16コア256スレッドプロセサ「Rainbow Falls」
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