2012年2月16日木曜日

Internet enclosure

AppleとFacebookがInternetという開放耕地のエンクロージャを行っている。

アップルとFacebookの繁栄、そして「オープン」が廃れた理由
http://japan.cnet.com/sp/businesslife/35014114/

しかし、注目を集めているテクノロジー業界の2つの企業は、1つ大きな共通点を持っている。どちらも、テクノロジーの世界で古くから継承されているオープンエコシステムを拒絶し、囲い込みアプローチを取ったということだ。
この記事には書かれていないが、Googleだってエンクロージャを行っている。違いがあるとすれば、AppleとFacebookの壁は高くて外からは見えないけれど、Googleはガラス張りで外から見えるようになっていること。
現在、テクノロジー業界の一般的な期待は、ユーザーが独占的な閉じたシステムを不快に感じてうんざりすれば、振り子は再びオープンシステムの方に揺り戻ってくるだろうというものだ。
しかし、今のところその兆候は見られない。ますます大きくなるAppleとFacebookの成功は、依然として閉じたシステムが隆盛する流れにあるという証拠だ。
そういう意味では、「もしもしゲー」バブルも当分安泰ということかな。

囲い込みにより活躍の場を奪われたオープンソフトウェアプログラマは、次代の産業革命の礎となるのであろうか。 (ちょっと格好良いことを言おうとしてるだけで、特に意味のある発言ではありません :)

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