2011年11月5日土曜日

京が 10PFLOPS を達成

京速コンピュータ「京」が10ペタフロップスを達成
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2011/11/2-1.html

記録達成、おめでとうございます。

6月の時点より実行効率をさらに上げてきたので、すごいなと思っていたのですが、

「京」コンピュータが京速を達成 - Top500の首位堅持に期待
http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/11/03/kei_linpack/index.html

この10.51PFlopsはピーク性能である11.28PFlopsの93.2%にあたり、6月の時の93.0%より、わずかであるがピーク比率は向上している。LIPACKの性能は、解く問題のサイズが大きい方が演算あたりのメモリアクセス回数が減るので、高い性能を出しやすい。問題サイズはシステムのメモリ量で制限されるのであるが、CPU数が増加した分システム全体のメモリ容量が増え、6月の時点より約10%大きな11,870,208次元の連立一次方程式を解くようにしたことがピーク比率改善の主因であるという。
ということで、別に不思議なことではないようです。

ただし、88,128CPUからなるシステムが、29時間28分の間、故障無く動き続けるというのは、非常に高い信頼性が必要とされるそうで、素直に拍手を送りたいと思います。

それから、ちょっとした小ネタを。

京速コンピュータ「京」が10ペタフロップスを達成~理研と富士通が共同開発
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20111103_488341.html
『京』のトランジスタの数は60兆で、これは人間ひとりの細胞とほぼ同じくらいの数になる。
だからなんだ、という話かも知れませんが :)

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