2011年3月2日水曜日

SeaMicro の SM10000-64

SeaMicro drops 64-bit Atom bomb server

SeaMicroが、Atomを搭載したサーバの第2弾であるSM10000-64を発表した。

前世代のSM10000では、10Uの筐体にIntel Atom Z530(1.6GHz)を512個搭載していたが、SM10000-64では、同じ10Uの筐体にAtom N570(1.66GHz)を256個搭載している。Z530はシングルコアで32ビットであったが、N570はデュアルコアで64ビットであるので、コア数は同じで64ビット化された形になる。

チップ数が半分になったとは言え、Atom ZシリーズからAtom Nシリーズに変更されているため、TDPとしては増加しているように思えるのだが、実際の消費電力としてはどうなのだろうか。

松岡先生は、

http://twitter.com/ProfMatsuoka/status/42299219310153728
一見凄そうだが、実は1ラック2000CPUだからDellの新Magny-Coursサーバには密度性能的に全く叶わないだろう。
なんて言っている。

まあ、密度性能的にはそうなんだろうけど、電力性能とかコスト性能とかどうなんだろう。


['11.06.30 追記]

Hadoopを動かした場合にXeonより電力性能が良い、という記事。

Atom smasher claims Hadoop cloud migration victory