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2011年11月2日水曜日

Calxeda EnergyCore ECX-1000

Calxedaが開発したサーバ用ARMプロセッサ、EnergyCore ECX-1000の詳細が公開された。

Calxeda hurls EnergyCore ARM at server chip Goliaths
http://www.theregister.co.uk/2011/11/01/calxeda_energycore_arm_server_chip/

主なスペックは以下の通り。

- Cortex-A9×4
- 1.1/1.4GHz
- NEONコアあり
- L1D$: 32kB、L1I$: 32kB (core毎)
- L2$: 4MB (4コアで共有)
- DDR3/3L、PCIe 2.0、SATA 2.0
- EnergyCore Management Engine: baseboard management controller (BMC)
- EnergyCore Fabric Switch: 8x8 crossbar switch、80Gbs
- 10Gbs XAUIポート×5、1Gbs SGMIIポート×6 (うち5つはXAUIと両用)
- 消費電力: 5W未満/ノード (4コア1.4GHz版)
 - ECX-1000: 3.8W (アイドル時: 0.5W未満)
  - CPUコア+L2$: 2W
  - アンコア: 1.5W
 - LDDR3 4GB: 1.26W

なんというか、ちゃんとしたサーバ用チップになっている(ほめてます)。

そして、そのEnergyCoreを使用したHPのARMサーバ。

HP Project Moonshot hurls ARM servers into the heavens
http://www.theregister.co.uk/2011/11/01/hp_redstone_calxeda_servers/

harf-width 2U slot に72ノードを納めた姿は壮観である。

2011年7月20日水曜日

SeaMicro の SM10000-64HD

SeaMicro pushes 'Atom smasher' to 768 cores in 10U box

SeaMicroがAtomサーバ第3弾、SM10000-64HDを発表した。

前世代のSM10000-64では、10Uの筐体にAtom N570(1.66GHz)を256個搭載していたが、SM10000-64HDでは、同じ10Uの筐体にAtom N570(1.66GHz)を384個搭載ということで、コア数が1.5倍になっている。

参考エントリ:
SeaMicro の SM10000-64

2011年6月29日水曜日

「マイクロサーバ」用プロセッサの性能比較

Microserver chip performance smackdown

Tileraが自社のTile-GXと、ARM(Coretex-A9)、Atom(N270)とを比較した、という話。Tile-GXは、CoreMarkの値ではARMやAtomを上回るようだ。

サーバの話をするときに、CoreMarkの値を出すのはどうかとは思うが、まあ全く参考にならないというわけでもないだろう。

漁夫の利

IBM gets fat on Oracle, HP Itanium spat

OracleとHPの争いで、IBMが得をする、と。

2011年3月2日水曜日

SeaMicro の SM10000-64

SeaMicro drops 64-bit Atom bomb server

SeaMicroが、Atomを搭載したサーバの第2弾であるSM10000-64を発表した。

前世代のSM10000では、10Uの筐体にIntel Atom Z530(1.6GHz)を512個搭載していたが、SM10000-64では、同じ10Uの筐体にAtom N570(1.66GHz)を256個搭載している。Z530はシングルコアで32ビットであったが、N570はデュアルコアで64ビットであるので、コア数は同じで64ビット化された形になる。

チップ数が半分になったとは言え、Atom ZシリーズからAtom Nシリーズに変更されているため、TDPとしては増加しているように思えるのだが、実際の消費電力としてはどうなのだろうか。

松岡先生は、

http://twitter.com/ProfMatsuoka/status/42299219310153728
一見凄そうだが、実は1ラック2000CPUだからDellの新Magny-Coursサーバには密度性能的に全く叶わないだろう。
なんて言っている。

まあ、密度性能的にはそうなんだろうけど、電力性能とかコスト性能とかどうなんだろう。


['11.06.30 追記]

Hadoopを動かした場合にXeonより電力性能が良い、という記事。

Atom smasher claims Hadoop cloud migration victory

2010年9月28日火曜日

Cisco-Free


HP Data Centers Are 'Cisco-Free'
http://www.eweek.com/c/a/Enterprise-Networking/HP-Data-Centers-are-CiscoFree-495970/

3Com買収の成果というわけか。

2010年3月17日水曜日

富士通の高密度サーバ


富士通、データセンターに特化した高密度サーバー「PRIMERGY CX1000」
http://enterprise.watch.impress.co.jp/docs/news/20100317_355172.html
PRIMERGY CX1000は、クラウドコンピューティング向けのサーバープラットフォームで、数十台から数千台規模のスケールアウト型システムに適した製品。開発コンセプトは“Keep it simple”。
"stupid!"は付いてないのか。

ところで、
2012年にはサーバー出荷台数の約28%がクラウドコンピューティング向けになるという調査結果も出ている。
へぇ。

2009年12月21日月曜日

RHEL6 は Itanium をサポートしない


Red Hat pulls plug on Itanium with RHEL 6
http://www.theregister.co.uk/2009/12/18/redhat_rhel6_itanium_dead/
The dominant supplier of commercial Linux, Red Hat, is not going to be supporting its future Red Hat Enterprise Linux 6 on any Itanium platforms, old or new.
HPでもLinuxではほとんど売れてないそうなので、それほど驚きはない。

In addition, extended support for Red Hat Enterprise Linux 5 for Itanium is available up to March 2017 from selected OEMs.
"selected OEMs"については2017年までRHEL5をサポートするそうだ。ただ、「メインフレーム」として買ったところにとっては、2017年でも十分ではないのでは。


記事の後半は「POWERも時間の問題か」なんて話。POWERとメインフレームでLinuxを続けたければ、IBMはNovellを買う必要がある、と。まあ、IBMなら別にNovellを買わなくても、何とかなっちゃうような気もする。

2009年12月2日水曜日

4年半で1400台


富士通のPRIMEQUESTの累計販売台数は1400台だそうだ。

富士通子会社がポルトガル大手通信事業者に「PRIMEQUEST」を25台以上納入
PRIMEQUESTは2005年の発売開始から現在まで、全世界で累計約1400台販売されている。
販売目標は3年間で1万台だったので、目標の1割は売れたということだろうか。

2009年11月18日水曜日

SGI の凄いの


SGI previews UltraViolet Nehalem EX blade clusters

1つのブレードに搭載するソケットを2つにする代わりに、余ったQPIリンクをNUMAインターコネクトのハブに接続し、ハブから4本のNUMAリンクを引き出すことで、256ソケットと16TBメモリをシングルシステムで実現している。

2009年11月12日木曜日

HP が 3Com を買収


Ciscoの競合というにはかなり落ちぶれてしまっているが(だからこそ買収のターゲットになったとも言えるが)、3ComがHPに買収されたそうだ。

HP、Ciscoの競合3COMを27億ドルで買収
米Hewlett-Packard(HP)は11月11日、ネットワーク機器メーカーの米3COMを買収することで合意に達したと発表した。
とりあえず、自分のところだけでデータセンター一式を提供できないと、勝負にならなくなってきているということだろうか。

最近の日本の各社は垂直統合を止めようという流れだったのだが、完全に逆風になってしまった感がある。

以下は関連記事。プレスリリースへのリンクあり。

HP,3Comを約27億ドルで買収へ,統合データ・センター戦略を推進

2009年11月9日月曜日

3Leaf のお手軽(?) SMP システム


最近の話題 2009年11月7日
2009年11月3日のThe Registerが3Leaf社のDynamic Data Center Serverについて報じています。SuperMicro製のマザーボードは3個のOpteron用のソケットを持ち,2個のソケットには,4コアShanghai,あるいは6コアIstanbul,そして将来は12コアのMagny-Coursを搭載し,残るソケットに3Leaf社の開発したASICを入れます。そして,このASICを経由して16枚のマザーボードを結合した共通メモリシステムを構成できるというものです。多分,このASICがディレクトリベースのコヒーレンシ制御を行っているのでしょう。そして,同社のHypervisorが載っており,その上でLinuxやWindows Serverがそのままで動くそうです。
また,現在の製品はHyperTransportを用いるものですが,QPI製品も開発中とのことです。
一般的なIAサーバと、このASICを組み合わせれば、大金を掛けてSMPサーバを開発する必要はなくなるというわけか。

以下は、The Registerの元記事 by TPM。

3Leaf makes big SMPs out of x64 clusters

Sun Microsystems 最後から二番目の決算


本当に最後から二番目なのかどうかは知らない。

Sun決算、1億2000万ドルの赤字――Oracleによる買収の不確かさが影響

2009年11月2日月曜日

Juniper と Dell が提携


ジュニパー、米Dellと提携しルータやスイッチをOEM提供
米ジュニパーネットワークスは10月29日(現地時間)、米Dellとパートナーシップを締結し、同社にジュニパー製品のOEM提供を開始したと発表した。
この他、IBMとの提携も拡大するそうだ。

また、以下の記事によると、今後はJunosブランドで売り込んでいくようだ。

ジュニパーが「Junos」ブランドを拡大、プラットフォーム提供
JUNOSはジュニパーが創業以来開発を続けてきた同社のネットワークOSの名前だが、今回の発表によって、このJUNOSブランドを拡大し、ネットワークOS以外にもこのブランド名を付けていく方針を示した。具体的には、新しいアプリケーションプラットフォームである「Junos Space」と統合ネットワーククライアント「Junos Pulse」をリリースする。
Brocadeの動きとは対照的に見えて、実は狙ってるところはそれほど違わないかも、といったところか。

2009年10月29日木曜日

日蝕


混乱突きIBMとHPがサン顧客獲得 DB支配でオラクルの買収に暗雲も

IBMがSunを買収すると言われていた時期には、(Sunの技術ではなく) Sunのシェアを買うつもりなのでは? などと言われていたので、自分が買うことになろうとOracleが買うことになろうと、やることは一緒だったのかも知れない。

2009年10月27日火曜日

Nehalem EX は SPARC 終了のお知らせなのか?


Sun、Solarisの8コア「Nehalem EX」向け最適化を宣伝

米Sun Microsystemsは、米Intelが投入予定の「Nehalem EX」プロセッサを搭載したサーバ上で動作するSolaris OSのパフォーマンスを宣伝している。 
Sunは最近発行したホワイトペーパーの中で、この2年間にわたるIntelとの緊密な協業の結果、IntelのNehalemチップマイクロアーキテクチャが備えるTurbo Boost、Hyper-Threading、QuickPathなどの機能を「Solaris 10」で利用できるようになったと述べている。

64ソケット (コア数が倍だから32ソケットでもおk?) に対応するサーバは出るのだろうか?

2009年10月20日火曜日

RAS のコモデティ化?


1TBのメモリが利用可能-メインフレーム並みの信頼性を持つ「Nehalem-EX」

Nehalem-EXの登場により、各社が独自テクノロジーで実現していたRASは、スタンダード化が行われるかもしれない。 
スタンダード化されれば、リーズナブルな価格で高い信頼性、高可用性を持つIntel 64サーバーが、さまざまなサーバーベンダーから発売されることになるだろう。リーズナブルな価格で高い信頼性を持つIntel 64サーバーが発売されれば、多くの企業がメインフレームからIntel 64アーキテクチャーへのリプレースを行う可能性もある。
Nehalem-EXがほとんどの用途において十分な信頼性を持っているというのはは、たぶん正しいのだろう。ただ、「メインフレーム並みの信頼性」ってのは褒めすぎなんじゃなかろうか。

z11 は '10 年発売


IBMの次期メインフレームz11は、2010年中に出るようです。

IBM: Power7 to rollout throughout 2010

日本語の関連記事。

IBM、メインフレームと「POWER」プロセッサのアップグレード計画を明らかに

2009年10月15日木曜日

SPARC Enterprise 性能強化

SPARC64 VII が以下のようにクロックアップされている。

  M9000/M8000: 2.52GHz→2.88GHz
  M5000/M4000: 2.4GHz→2.53GHz


ハイエンドの方が高速であり、伸び率も大きいというのは面白い。



富士通とサン、「SPARC Enterprise」の性能を強化

#8. OS/2


ジョークの裏にも仮想敵がIBMだということが窺い知れる、というのは考えすぎか。

マクネリ×ラリーの講演で見るオラクル×サンの方向性
マクネリ氏はオラクルカラーである赤い服で登場、まずは「エンジニアがやってしまった変なことトップ10」というジョークからスタート。その中には「10位 寿司の形をしたUSBドライブを作ってしまったこと」や「9位 ガスマスクにもなるブラジャーが(イグ・)ノーベル賞を取ったこと」「8位 OS/2」などが次々に表示され、第1位として「Java Ringというアイデア」が出ると、会場は笑いに包まれた。
クリキヨさんのブログが一番わかりやすかったかな?

【OOW09便り】マクニーリとエリソン、合併の意義を改めて強調

冒頭のジョーク、現地ではすべってたらしい。

【OOW便り】OOWでエリソンが語らなかったこと

クラウドがNGワード。