2009年5月28日木曜日

15 designs from 8 OEMs

Nehalem EX の 8ウェイサーバは8社が製品化するらしい。

米Intel、8コアXeon「Nehalem-EX」の情報を公開

今まで、Xeonの8ウェイサーバを継続的に販売していたのは、実質IBMだけだったように記憶している(NECはどうだったかな?)。いよいよ、各社でRISC/IPFのXeonによる置き換えが始まるということなのだろうか。

それにしても、8社って多い気が。どうせ、Dellあたりは出さないんだろうし。

まあ、インターコネクト用チップを用意する必要が無くなったので、参入障壁はかなり下がっている訳か。

2009年5月26日火曜日

富士通マイクロエレクトロニクスはNECエレクトロニクスとの統合を目指していた

ファブライト化に賭けた富士通,社内IT部門との連携で生き残り模索
富士通マイクロエレクトロニクスは,元々NECエレクトロニクスとの事業統合を目指していた。
そうなんだ。

本体同士はともかく、子会社同士は良い組み合わせだったと思うんだけどな。

関連エントリ:
富士通マイクロエレクトロニクスがTSMCと提携

2009年5月21日木曜日

Nehalem EX 来週デビュー?

Tulwilaより先に出ちゃうの?

Intel's eight-core Nehalem-EX out next week

いよいよ、SPARC終了のお知らせ、なのだろうか。


['09.05.22 追記]

発表されるというだけのようだ。

INTELとAMD、それぞれ新メニーコア投入へ
Nehalem EXを搭載したシステムが登場するのは、年末あるいは来年初頭になる見込みだ。
Itanium終了のお知らせ、でもあるのかも知れない。

Intel's Tukwila slips yet again
During final system-level testing, we identified an opportunity to further enhance application scalability best optimized for high-end systems. This will result in a change to the Tukwila shipping schedule to Q1 2010.

2009年5月20日水曜日

SPECpowerに対するSunの中の人の言い訳

Sunの中の人が、SPECpower_ssj2008にSPARC Enterpriseを登録していない(SPECpowerにおいて SPARC Enterprise Tシリーズが一般的なIAサーバに敵わない)言い訳を書いている。

SPECpower Issues Watts up? Two views

意訳(?)すると、SPECpowerのベンチマークを計測しているシステムの構成(メモリやHDD容量が少なかったり、電源やファンが冗長化されてないかも?)で買う客なんていねえよ! SunはSPECpowerを登録する代わりに、他のベンチマークを計測した時のシステム(=客が買うような構成)の消費電力を公開してるもんねー、という感じ。

まあ、猪木アリ状態なわけだが、Sun自身がXeonサーバを登録しているので、ちょっと苦しいところ。ただ、上記のような言い訳ができるくらいには健闘していると考えて良いのではないか。

また、システムの消費電力においては、CPUの消費電力より、メモリやHDDの消費電力や、電源の変換効率の方が重要だったりするというのは、その通りだと思う。

2009年5月15日金曜日

NECが次世代スパコン撤退

NEC、次世代スパコン撤退…巨額の開発費負担を削減

飛ばし記事くさい。

SX-10は出しませんよ、ならまだ分かるけど、この時期にペタコン撤退ってありえないと思う。建屋は作っちゃってるわけだし。

…なんて思ってたら、マジだった。

次世代スーパーコンピュータ・システムの構成を見直す
現在、システム開発は詳細設計の最終段階に進んでおり、今後、製造段階(試作・評価、製造)へ移行する計画です。この移行期にあたり、NECは、理研に対して製造段階には参加できないと申入れし、理研は次世代スーパーコンピュータのシステム構成を見直すこととしました。NECは、世界的に経済状況が悪化している中、次世代スーパーコンピュータ・プロジェクトの製造段階への不参加を決定しました。
# 飛ばし記事だなんて書いて、ごめんなさい>読売新聞

仮に富士通が止めますなんて言い出しても「じゃあスカラ部はIntelで」なんてことも可能(ほんと?)だけど、ベクトルチップ作れるところなんて、今やNECだけじゃないの。どうすんのよ?

一方、スパコン事業は継続するとのこと。

文部科学省「次世代スーパーコンピュータ・プロジェクト」への参画形態の見直しについて
なお、NECは今後も、継続してベクトル技術の継承・発展を図り、最先端のスーパーコンピュータシステムの開発・提供を進めてまいります。
国プロ蹴飛ばして事業継続なんてできるんだろうか?

そして、日立も撤退する模様。

次世代スパコン:NEC、日立が開発から離脱 負担回避で

まあ、もとから日立が何をやるのかは、外からは見えてなかったけど。

さて、残った富士通はおいしい立場になったのか、ババを引いたことになるのか…。

[続報]国策スパコン、複合システム断念へ
ベクトル部の中心となって開発していたNECが撤退を表明したことで、理研は「現実的に考えて複合システムの開発は困難になった」(次世代スーパーコンピュータ開発実施本部)との認識を示す。日立も「ベクトル部の開発を当社単独で担当することは不可能と判断している」(広報)という。
うーん…。
日立はNECと契約してプロジェクトに参加している。理研との直接的な契約関係はないため、現段階ではNECとともに本件から撤退することになる。
そうだったのか。
今後、日立が理研との直接契約に及ぶかは決まっていない。「理研から相談があれば協力していく意思はある」(広報)とした。
日立はまだ諦めてない? ストレージかな。
理研は「技術的にはスカラ部だけでも十分に10ペタFLOPSの実現が可能」(次世代スーパーコンピュータ開発実施本部)としている。
ふーん。

ところで、2つ目のプレスリリースで、
製造フェーズに参画した場合、本体製造に関連する投資が相当額発生することが見込まれ、
とあるが、この「本体製造に関連する投資」について、NECエレがハイパフォーマンス向けプロセスの立ち上げを諦めたのではないか? という推測が2ちゃんねるにあった。

なるほど、現在もSX-9等を製造しているのだから、サーバを製造する設備に新たに大規模投資が必要だとは考えにくく、半導体設備への投資を意味するというのは十分考えられる。また、光インターコネクト云々という話もあったと思うので、そちらかも知れない。

POWER7 と Blue Waters

2008年5月にユタ大学で行われたIBMの講演資料

POWER7
- 45nm
- 4.04GHz
- 8コア/チップ
- 2チップ/ソケット
- 4-way SMT
- 32.3GFLOPS/コア
 (4.04 [GHz] x 2 [way DP SIMD] x 2 [multiply-add] x 2 [num. of VSX units])
- 258.6GFLOPS/チップ, 517.1GFLOPS/ソケット

Blue Waters
- プロセサ数: 38,912
- コア数: 311,296
- ピーク性能: 10.06PFLOPS
- メモリ: 623TB
- メモリバンド幅: 5.0PB/s
- インターコネクト: 1.37PB/s
- ストレージ: 26PB
- ラック: 114
- 面積: 4452平方ft (413.6平方m)
- 電力: 10.3MW


当然と言えば当然だが、The Register の記事の内容とほぼ一致する。

2009年5月13日水曜日

Xcore86

乾電池で動く200ドルのミニノートPC

単3電池で動くノートPCというのも興味深いが、ここではそれに使われているCPUの話。

Xcore86という名前で、開発元はタイの Xcore Corporation Ltd. とのこと。

組み込み向けx86チップであるVortex86がもとになっているらしいが、Vortex86自体良く知らない。Vortex86については以下の記事が詳しい。

どっこい生きてたmP6

上記の記事では、130nmで300MHz、90nmで600MHzということなので、おそらく65nm化して更に高速化(1GHz)された石ということなのであろう。

低消費電力に振った設計だろうとは言え、x86を1GHzで動かして消費電力1.2Wというのは、なかなか凄いと思う。まあ、組み込み向けコアで1GHzでは、WindowsXPは「一応動く」だけだとは思うが。

# CPUと言うよりは、1チップPCと言った方が近いのだろうか?

2009年5月12日火曜日

Nehalem EX がブレードに載る

Fujitsu goes dense with Nehalem blades
While Fujitsu is not announcing a high-end blade today, Duran said that a four-socket blade based on Intel's forthcoming "Nehalem EX" eight-core beast, presumably to be sold as the Xeon 7500. The Nehalem EX blade will be called the BX960 S1, and its salient features are not being provided now. But it stands to reason that it will be a full-height blade with lots of DDR3 memory slots, with probably up to 192 GB of memory per blade if Fujitsu doesn't have to cut back on memory to jam nine blades into the BX900 S1 chassis.
ブレード1枚あたり32コアて。

一方、AMDは切る方向。
What is also missing from the support list is Advanced Micro Devices' Opteron processors within the new Primergy BX900 series of blade servers, and Duran says there are no plans right now to support Opterons in the BX900 lineup. Fujitsu did eventually support Opterons in the BX600 blade machines in the dual-core Opteon generation a few years back, but has not been updating for quad-core "Barcelona" or "Shanghai" chips.
Bulldozerコアまでは復活の目は無いのかな。

POWER6+の"+"の部分

What's the Story with Power6+ Chips?
"You have to have performance, to be sure, but you also need virtualization, and energy and systems management, and lots of other things--that's the plus part--to make it all work. We are continuing to take share, and we didn't need to highlight performance."
要約すると「クロック周波数は上げられませんでした。」

参考エントリ:
POWER6+は既に発表されていた

We want to work with Fujitsu

Q+A-What are Larry Ellison's plans for Sun Micro?
We want to work with Fujitsu to design advanced features into the SPARC microprocessor aimed at improving Oracle database performance. In my opinion, this will enable SPARC Solaris open-system mainframes and servers to challenge IBM's dominance in the data center.
ほお。

その他の発言でも、ハードウェア事業へのコミットを強調した内容となっている。Ellisonの過去の言動から考えるに、裏に本音を隠した建前の発言というわけではなく、本気でハードウェア事業をやっていこうと考えているように思われる。

そうそううまくいかないだろうし、うまくいかなかった時にドライな判断が下される可能性は高いけど、それはまた別の話。

ところで、
Even I started my Silicon Valley career working for a hardware company that worked with Fujitsu to design and build the first IBM compatible mainframe.
とあるが、

ネットワークコンピューティングの推進者
1973年ラリー・エリソンはアムダール・コーポレーションに就職した。アムダール・コーポレーションの株式の45%は富士通が持っていた。そこでラリー・エリソンはアムダール・コーポレーションの仕事で日本に出張し、その余暇に京都へ出掛けて日本の伝統文化に触れ、強い感銘を受けた。
へぇ。

関連記事:
「オラクルはサンのハードウェア事業を継続する」――エリソンCEOが明言

SGIはなくならなかった

RackableがSGI買収を完了,社名を「SGI」に

地に落ちてなお、"SGI"というブランドは強かった、ということだろうか。


['09.05.13 追記]

Rackable takes SGI's name
Silicon Graphics is a much sexier name than Rackable.
なるほど、英語では「セクスィー」と表現するのか。

2009年5月7日木曜日

Sunの四半期決算

 
Sun silent on sorry server sales

サーバ関連の売り上げは以下の通り。

 SPARC Enterprise Servers $504m (前年同期比 -28%)
 SPARC CMT Servers $309m (前年同期比 +3%)
 X64 Servers $145m (前年同期比 -22%)

SPARC Enterprise Servers (= Mシリーズ)の売り上げ減が大きいが、それでも、SPARC CMT Servers (= Tシリーズ)とX64 Serversを足した値よりも大きくなっている。