2008年7月14日月曜日

そこには水たまりしかなかった

ブルーオーシャン症候群
困難な時期にさしかかると、「より競争の少ない領域」が魅力的に感じてしまい、競争を避けてそちらに逃げ込んでしまうと。仮にブルー・オーシャンの創造に成功すれば良いのですが、手こずっている間にライバル企業がコア事業に専念していたとすると、既存の事業で失速・さらに新規事業でも十分な利益を得られないという結果になってしまう
確かに「青い海」と「赤い海」であれば、青い海を目指したくなるのが人間というもの。しかしこの比喩はちょっと語弊があって、「赤い海」と「まだ酸素濃度が薄い古代の陸上」のどっちを目指す?というぐらいにしておいた方が良いのかもしれません。
だから陸を目指すなとは言いませんが、その変化と進出にはそれなりの時間と体力がかかり、一方で「赤い海」での競争を免れるわけではないことを理解しておかなければならないと思います。
願わくは上陸した先が大陸であらんことを。

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