GTX-480に比較すると(有効)コア数が増えており、動作周波数も上がっているのにも関わらず、最大消費電力が250Wから244Wに下がっている。
このことについて、以下の記事では、
設計見直しも行なったフルスペックFermiこと「GeForce GTX 580」
コアの回路設計を見直すことで、フルスペック化や高クロック化した上で、なおかつ消費電力を下げたのである。逆に言えば、電力効率を改善したことで、フルスペック化や高クロック化を実現したという見方もできる。と、コアの回路設計の見直しによるものと推測している。
一方、以下の記事には、
「GeForce GTX 580」を試す - DX11最強を名乗るNVIDIAの新GPU
仕様をよく見ると、SMフルスペック化かつクロックアップにもかかわらず、消費電力は下がっている。これはNVIDIA曰く、「トランジスタレベルでの電力効率の改善」や、「40nmプロセスの成熟度の違い」とされている。とある。
この言葉を信じれば、消費電力の低減は、コアの論理変更によるものというよりは、プロセス改善により電力歩留まりが上がったことが主であると見ることができそうだ。
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