この買収により、Azuroのクロック最適化技術、ccopt(clock concurrent optimization technology)がEncounterに取り込まれることになる。
ccoptは,既存の設計環境に容易に取り込むことができるとする。具体的には,タイミング・ドリブン配置やスキュー活用クロック・ツリーの合成,インクリメンタルなフィジカル合成,フィジカル・クロック・ゲーティング,およびクロック・ツリー作成後のクロックの最適化などに適用できる。なお、Azuroの主な製品は以下の通り。
- PowerCentric:
クロック系の最適設計によって、動作時消費電力を削減する
- Rubix:
クロック・ツリーの生成(CTS: clock tree synthesis)とレイアウト(配置)の
最適化を同時に実行して、チップの処理速度を向上させる
0 件のコメント:
コメントを投稿