NEC, Appro ink supercomputing pact
Approと言えば、筑波大のT2Kのメーカー(システム構築はクレイ・ジャパン)。NECとしては、HPCはベクトルコンピュータに選択と集中ということで正しい選択なのかもしれないが、NECがどんどん商社化してしまうように思えて少し寂しい。
2008年9月18日木曜日
2008年9月17日水曜日
Itaniumより、Xeonの方がより多くのイノベーションが起きる
「長期計画を持つ顧客はハイエンドXeonサーバーに投資する」、インテルの吉田社長が指摘
いっそのこと、Itaniumを止めてしまえば、ハイエンドXeonサーバーの位置付けが明確になり、日本でも売れ出すと考えられる。止められるものなら、止めたいんじゃないかな。
Windowsでサポートされるのは最大64コアまで
インテル、6コアチップを発表
システムとしては最大96コアまで積めるのに、Windowsで動かすなら64コアのシステムとして使えと。まあ、確かに96コアなんて必要なユーザはそうそういないだろうし、そういうユーザならWindowsなんて選ばないかもしれないし。
しかし、6コアのうち2コア殺して動かすというのはどうなんだろう。最初から4コアにしときゃいいのに。性能が足りなくなる頃には、Windowsが64コア以上にも対応しますよってことなんだろうか。
システムとしては最大96コアまで積めるのに、Windowsで動かすなら64コアのシステムとして使えと。まあ、確かに96コアなんて必要なユーザはそうそういないだろうし、そういうユーザならWindowsなんて選ばないかもしれないし。
しかし、6コアのうち2コア殺して動かすというのはどうなんだろう。最初から4コアにしときゃいいのに。性能が足りなくなる頃には、Windowsが64コア以上にも対応しますよってことなんだろうか。
Re: AppleはiPhoneのプロセサを自社開発するのか?
アップル、iPhone向けに、ARMベースの独自のCPU開発中--NYタイムズ報道
参考エントリでも触れた通り、iPhoneには複数のARMコアが使われているため、ARMのCPUを開発しているからといって、それがメインのプロセサとは限らないわけだが、元P.A.semiのエンジニアが逃げ出さずに開発しているところを見ると、ほぼ決まりと言って良いだろう。
ARM vs. Intel ということでは、少なくともAppleは、現時点ではAtomを買ってくるより、ARMのIPを買ってプロセサを自社開発した方が得であると判断したということになる。もちろん、この判断には自社開発のOSを持っていることが大きく影響しているわけで、他社も同様の判断をするとは限らない。
参考エントリ:
AppleはiPhoneのプロセサを自社開発するのか?
参考エントリでも触れた通り、iPhoneには複数のARMコアが使われているため、ARMのCPUを開発しているからといって、それがメインのプロセサとは限らないわけだが、元P.A.semiのエンジニアが逃げ出さずに開発しているところを見ると、ほぼ決まりと言って良いだろう。
ARM vs. Intel ということでは、少なくともAppleは、現時点ではAtomを買ってくるより、ARMのIPを買ってプロセサを自社開発した方が得であると判断したということになる。もちろん、この判断には自社開発のOSを持っていることが大きく影響しているわけで、他社も同様の判断をするとは限らない。
参考エントリ:
AppleはiPhoneのプロセサを自社開発するのか?
2008年9月12日金曜日
ARM vs. Intel
ARM、IntelによるAtom優位の主張に強く反論
イノベーションのジレンマ的には、上から降りてきた人と下から上がってきた人が戦うと、下から上がってきた人が勝つことになっているようだが、果たして今回はどうだろう。
この状況で、Intelが勝つためには、戦いのルールをPCと同じものに変えてしまう必要がありそうだ。そのために、Mobile Internet Device (MID) という概念を立ち上げ、リファレンスモデルを公開することにより、Intelのチップを買ってくれば誰でもほぼ同じものが作れるという状況を作り出そうとしているように思われる。
そうは言っても、ケータイの世界のチャンピオンであるNokiaあたりがこれに乗ってくるとは到底思えず、きびしい戦いになるのではないだろうか。
だが、Intelとしては、ARMのライセンスを売り払った後にAtomを出してきたわけであり、絶対に負けられない戦いである。"Only the Paranoid Survive"は発動するのだろうか。
['08.10.06 追記]
Intelのえらい人が、まさにこのあたりのIntelの狙いを説明している。
「MIDのOSはLinuxが最適」──チャンドラシーカ氏、AtomとMIDを語る
そしてARMコア搭載の携帯電話機はいくつかのWebページを閲覧できないとのIntelの指摘に対しては、プロセッサ・アーキテクチャの違いによるものではなく、機器が搭載しているソフトウエアの違いによるものだと反論した。確かにその通り。とは言え、あるソフトウェアが動くかどうかはプロセッサ・アーキテクチャにより決まる面もある。実際にPCはx86により天下統一されてしまった。
イノベーションのジレンマ的には、上から降りてきた人と下から上がってきた人が戦うと、下から上がってきた人が勝つことになっているようだが、果たして今回はどうだろう。
この状況で、Intelが勝つためには、戦いのルールをPCと同じものに変えてしまう必要がありそうだ。そのために、Mobile Internet Device (MID) という概念を立ち上げ、リファレンスモデルを公開することにより、Intelのチップを買ってくれば誰でもほぼ同じものが作れるという状況を作り出そうとしているように思われる。
そうは言っても、ケータイの世界のチャンピオンであるNokiaあたりがこれに乗ってくるとは到底思えず、きびしい戦いになるのではないだろうか。
だが、Intelとしては、ARMのライセンスを売り払った後にAtomを出してきたわけであり、絶対に負けられない戦いである。"Only the Paranoid Survive"は発動するのだろうか。
['08.10.06 追記]
Intelのえらい人が、まさにこのあたりのIntelの狙いを説明している。
「MIDのOSはLinuxが最適」──チャンドラシーカ氏、AtomとMIDを語る
Intelが提示した互換性に関するデータで訴えたいのは、ARMアークテクチャは分断されており、異なるARMベースのプラットフォーム間で互換性が完全ではないということです。ARMベースのプラットフォームでは、CPUのアーキテクチャは共通ですが、チップに集積されているI/Oなどその他の部分については、ラインセンシーごとに異なります。これは多くの用途に合わせて、カスタマイズされたチップを提供するというビジネスに最適化されたものであり、そのような分野におけるARMの成功は疑う余地のないものです。
しかし、コミュニケーションデバイス、あるいはコンピューティングデバイスとして、共通したプラットフォームを提供するという点では最適ではありません。1つの互換性を持ったプラットフォームであるという点が、Intelが提供するプラットフォームの強みです。このように、IntelとARMのビジネスモデルは、それぞれ異なっています。Intelが示したデータは、IntelとARMとのアーキテクチャを比較した優劣ではなく、ビジネスモデル同士の衝突であり、コンピューティングというリングではIntelに優位性があることを示しているのです。
iPhoneがあれば可能みたい
iPhoneを電脳メガネにする「Sekai Camera」がすごい件
ケータイにGPSが付いたあたりから妄想してたことが、現実化しつつある。
街中でスタンド戦が可能だ(ちょっと違う気もする)。
TC50―Sekai CameraはiPhoneからソーシャルタグで現実世界の情報を提供
TechCrunch50日本勢の活躍(2)Tonchidot
セカイカメラは現実的に厳しい
確かになあ…、と読み終えた後に最初のコメントで噴いた。
['08.09.18 追記]
20分で理解するSekai Camera?セカイカメラ関連記事のまとめ
参考エントリ:
電脳メガネだ!!
ケータイにGPSが付いたあたりから妄想してたことが、現実化しつつある。
街中でスタンド戦が可能だ(ちょっと違う気もする)。
TC50―Sekai CameraはiPhoneからソーシャルタグで現実世界の情報を提供
ただしAnshinは「画像認識技術は一切用いていない」と述べた。どうやって位置合わせしてるんだろう???
TechCrunch50日本勢の活躍(2)Tonchidot
講評では、ティム・オライリー氏が「これは何年も夢見てきたものだ。問題はどうそれをエグゼキュート(実行)するかだろう」と、現実世界をおふだで埋めるまでのソース確保の面を掘り下げたが、井口さんは「想像してごらん。イマジネーションを忘れずに。Join Us」とジョン・レノンのように諭し、会場からやんやの拍手を浴びた。飛ばすなあw
セカイカメラは現実的に厳しい
確かになあ…、と読み終えた後に最初のコメントで噴いた。
['08.09.18 追記]
20分で理解するSekai Camera?セカイカメラ関連記事のまとめ
ライブデモも可能だったようですね。へぇ。
参考エントリ:
電脳メガネだ!!
2008年9月6日土曜日
NVIDIAはQPI用のチップセットを製造しない
iscX58のSLIサポートは、NVIDIAのチップセット事業の終焉を意味するのか
しかし、NVIDIAは2009年以降もチップセットビジネスを続けていくようだ。
笠原さんは、
NVIDIA、MID向けの新しいSoC「Tegra」を発表
あたりの話も絡んでくるんだろうか。
「我々はIntelと広範囲なクロスライセンス契約を結んでおり、その中にはQPIも含まれていると理解している」(ピーターソン氏)との通り、QPIのライセンスに関しては問題ないというのがNVIDIAの立場だ。ライセンスの問題は無いのに、QPI用のチップセットは製造しないそうだ。やはり、ノースブリッジがCPUに取り込まれることにより、チップセットビジネスが商売として成り立たなくなるということらしい。
しかし、NVIDIAは2009年以降もチップセットビジネスを続けていくようだ。
笠原さんは、
例えば、x86プロセッサのコアをどこからか買ってきてCPU統合型のGPU向けチップセットなんてアイデアはどうだろうか。考えてみれば、最近のアプリケーションで性能が問題になっているのは、エンコードだったり、写真の処理だったり、いずれも並列型のベクタープロセッサ(つまりはGPU)向けの処理ばかりだ。だから、CPUなんてOSの起動や、インターネット関連のアプリケーション(ブラウザ)の起動さえできれば良いと割り切り、メインメモリは従来のマザーボードで言えばCPUの位置にあるGPUに接続され、ビデオメモリの一部をメインメモリとして利用するというストーリーだ(つまりCPUとGPUの主客逆転)。なんて予想をしているが、
NVIDIA、MID向けの新しいSoC「Tegra」を発表
あたりの話も絡んでくるんだろうか。
2008年9月5日金曜日
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