2009年12月17日木曜日

Blue Warters at SC09



安藤さんによるSC09レポート。


【SC09】各社の展示ブース風景 - 複数各社が次世代スパコンなどを出展
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/12/17/sc09_booth/index.html

Blue Watersに使用されると思われるサーバの展示。CPU MCMにはPOWER7を4つ積み、4GHz動作でソケットあたり1TFLOPS。ただし、消費電力も800Wと正真正銘の化け物である。

2Uのユニットをラックあたり12台収容し、総重量は約3tにもなるとのこと。この記事には記述がないが、ユニットあたりCPU MCMを8つ積むらしいので、ラックあたりの性能は

 256GFLOPS×4×8×12=98.3TFLOPS

ということで、ほぼ100TFLOPSということになる。

インターコネクト用MCMはCPU MCMより巨大で、POWER7並のサイズを持つスイッチチップ1つと大量の光電変換チップを積み、トータルで1.1TBpsとのこと。

金に糸目は付けないよ、といった感じである。

なお、本記事ではBlue Waters以外にも、Cray XT6、SGI Ultra Violet、そして、富士通の次世代スパコンなどが紹介されている。

そして、TPM。

IBM shows off Power7 HPC monster
http://www.theregister.co.uk/2009/11/27/ibm_power7_hpc_server/page2.html

ソケットあたり16個のDIMMスロットを持ち、8GBのDIMMを使用するようだ。

また、以下はSC09ではないが、Blue Waters の入る「箱物」のイラストのある記事。

IBM: Envisioning the world's fastest supercomputer
http://news.cnet.com/8301-13924_3-10410044-64.html

0 件のコメント:

コメントを投稿